2月17日(月)の熊日新聞『読者ひろば』に、本校の清田先生の投稿文が掲載されました。1月11日(土)に行われた保護者茶話会の時、みらいワークスのスタッフの方からの話をまとめたものです。投稿したのは、1か月以上も前だったので、今朝、新聞を見てびっくりしました。
文面は、次の通りです。
放課後支援と通信制の併用
清田一弘(57歳/高校教員)
放課後等デイサービスは、児童福祉法の規定に基づき、学校に就学している障がい児に、授業の終了後または休業日に、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進、その他の便宜を供与することとされている。そして支援を必要とする障がいのある子どもに対して、学校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて、個々の子どもの状況に応じた発達支援を行うことにより、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を図るものである。
県内にもこのような支援を行う放課後等デイサービスを行う事業所が多く存在している。
先日、勤務する通信制高校で行われた保護者茶話会の中で、その事業所から話を聞く機会があった。
放課後等デイサービスは、高校生も利用できるという。「特別支援学校からは大学・専門学校等への進学は厳しくなるので通信制高校に通って高校卒業の資格を取りながら、当事業所を利用されてはいかがでしょうか?」という説明だった。
なるほど、その手があったか、と私はうなづいた。全日制ではない、ゆるやかな環境で学び、生活能力を事業所で身につける。中学校卒業後の選択肢がまた一つ増えた気がした。
(熊本市)