『反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力』
こんにちは、甲斐です。
この本には弁護士による嘘や矛盾を見破る方法が書かれています。ぱっと題名を
聞くとすごく難しいように聞こえますが、読んでみるとわかりやすい言葉で
実用的な(私にとっては)ことが書いてあります。内容は法律的なことでは
なく、心理学とその実践です。ある特定の専門知識を持った相手や自分に専門
知識がない時にどうアプローチするのか?などの面白い話が実例付きで載って
ます。それから、結論が先に書いてあり、後から理由が書いてある形なので
これから小論文の練習する3年生は読んでおくとすごくためになります。
私も仕事上、嘘を言っているかどうか、相手の言っていることを信じていいか
などを見極める際にこの手法をよく使っています。
書いてある内容を日常生活で使うことはあまりないかもしれませんが、ひょんな
ことからこの手法を使う機会が出てきます。実際に使ってみると、これがまた
面白いです。ただし、多用したり、相手の嘘を追及すると嫌われますので、
ご注意を。