【令和2年10月8日(木) 坂本町の様子を見てきました】

小堀です。八代校では本日総合学習の時間を利用して、豪雨の被害が大きかった坂本町へ見学に行きました。先日、県南地域復興企画の協力のためご来校頂いた道野さんからも、ぜひ現状を知ってほしいとのお話を頂いておりましたため、清田先生にもお手伝いいただき車2台で向かいました。

崩落した深見橋をはじめ、所々停車して八代側から少しずつ水害の爪痕を目に焼き付けながら道の駅坂本に到着しました。生徒も職員も報道や道野さんのお話である程度理解はしているつもりでしたが、やはりホンモノに直接触れることの衝撃は大きかったようです。かなり高いところまで水が来ていた痕跡、押してもビクともしなさそうな看板が地面に倒れている様子を見つけては生徒たちと言葉を交わし、唖然とさせられる中で小堀もシャッターを切るのを忘れて佇む時間が多かったように思います。引率としては失格だったかもしれません。土砂で埋まった線路の上に腰の高さほどの草が生え、虫がたくさんみつかる秋の景色の中で、同時に復興への道のりが長いものであることを感じた2時間でした。私たちが目にしたものを少しでもみなさんと共有できるように、志成祭の県南復興企画を精一杯準備していきたいと思います。