先日、家でネットのニュースを見ている時に見つけたマンガです。
「体育会系の闇(理不尽)」についての漫画です。
- 第1話:【マンガ】こうして私の青春は「体育会系」の沼に飲み込まれていった
- 第2話:【マンガ】体育会系社会の中で最弱を張るということ そして、「便利屋」「娯楽屋」という弱い私の居場所
- 第3話:【マンガ】体育会系社会で「勝つ」ことの意味 地べたと理不尽で育んだ仲間意識
- 第4話:【マンガ】体育会系社会に身を置いて感じた“他人に理不尽を強いる感覚がバグる”ということ
体育会系についての漫画は以上です。
これを読んで、志成館に来る前までの学校で見てきた理不尽、志成館に
転入してきた生徒が語ってくれた過去の理不尽、自分の生い立ちの中の
理不尽が思い返され、それらについて向き合う良い機会になりました。
この体育会系の理不尽は学校や部活動の場だけでなく、日本社会の至るところに
存在します。これが戦後の時代とは大きく変わった今でも延々続いていくのは
こういった理不尽が思春期や青春を謳歌する多感な時期に消えない傷として
残っているからではないかと思いました。
厳しい競争で勝つための指導の全てを否定するわけではないですし、厳しい指導
の全てを体育会系と一括りにして否定するつもりもありませんが、この漫画に
出てくるような体育会系は明らかに間違っています。
この漫画を読んで、少しずつでもこの闇と向き合って、解消していく助けに
なれば幸いです。
志成館としては、ある分野でひとときの高みに登る力よりも、そこで延々と
続いてきた理不尽に終始符を打てるような力を生徒に育んでほしいなと思って
います。