【令和4月19日(火) 新聞記事に掲載!】

4月19日(火)の熊日新聞『読者ひろば』に、本校の清田先生の投稿文が掲載されました。
「生徒と四つ葉成長が楽しみ」というタイトルで、4月13日(水)のブログでも紹介した清田先生の生物基礎での授業開き(四つ葉のクローバー探し)のことを書きました。
味噌天神公園には、四つ葉がいっぱいです。このブログを見られた方、ぜひ探しに来てください!ついでに、志成館にも遊びに来てください(^^)/

文面は、次の通りです。

生徒と四つ葉 成長が楽しみ
清田一弘(59歳/高校教員/熊本市)
学校裏、味噌天神の公園では、四つ葉のクローバーをたくさん見つけることができる。通常は三つ葉なのだが、四つ葉ができあがる原因の一つが「若葉の頃の外傷」である。
ここ数年、四つ葉の見つかる数が増えている。そういえば、2ヶ月ほど前、今春卒業した生徒たちが、「ダルマさんが転んだ」をして公園で遊んでいた。数年前から卒業式が近づくと、童心に戻って遊びまわる青春の一コマが見られる。そこで「若葉」が踏みつけられ、遺伝的な変異を生み出すのである。
新年度もスタートした。私の生物の授業開は、「四つ葉のクローバー探し」である。遺伝と変異について説明し、さらに、新型コロナの変異ウイルスの話も行った後、教室を飛び出し、いざ公園へ―。
「あったー!」。生徒たちから歓声が上がった。そこに、他の生徒も集まり、自然と会話も始まった。新入生にとっては、友だちづくりのきっかけにもなる。今回は、五つ葉が1本、四つ葉が12本、見つけることができた。
若い頃に傷つけられた分、幸せを運んでくれる四つ葉のクローバー。不登校を経験した生徒たちは、辛いことがあった分、他人に幸せを与えてくれる。
これから私たち教師は、生徒一人一人の四つ葉(才能・個性)を見つけ、もっともっと大きくしていきたい。3年後、どんな成長を見せてくれるか、楽しみである。