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清田です。
7月13日(水)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
「生徒会改選 頼る力持って」というタイトルで、7月8日(金)に行われた生徒会立会演説会を見て感じたことを書きました。。
文面は、次の通りです。
生徒会の改選 頼る力持って
清田一弘(60歳/高校教員/熊本市)
7月は、勤務する通信制高校の生徒会改選の時期である。先日、新生徒会執行部に立候補する生徒たちの立会演説会が行われた。立候補した生徒は、専願で入学してきた生徒たち、中学で不登校を経験してきた生徒たちだった。
1年次から生徒会活動を行っていた生徒もいるし、先輩たちの活動を見て、今年からやりたい生徒もいた。私自身も、高校時代に生徒会で広報委員長をしていた。当時、生徒会活動に関心を持ってもらおうと、生徒会新聞を発行していた。人前で話す機会も増えた。書くこと、話すことの力がついたのは、生徒会活動のおかげである。教師になってからもこの経験が役に立っている。
本校の立会演説会では、毎年、旧生徒会長から後輩たちへのメッセージが贈られる。今年は、「生徒会だけで頑張らないで、他の人たちに頼りながら、頑張ってください。」とエールが贈られた。「頼る力を持つ!」。この言葉は、私たち教師にとっても大切なことである。生徒の力を信じ、頼っていきたい。立候補した生徒たちは、みんな温かい拍手でそれぞれの役職を信任された。
新生徒会は、秋の文化祭を成功させようと動き始めた。きっと、先生や保護者、地域の方々を巻き込みながら、素晴らしい文化祭をつくり上げてくれるだろう。