月曜日に生徒と一緒に熊本総合リハビリテーション学院の個別見学に行ってきました。
今回は義肢装具学科を見学させていただきました。
義手や義足などの装具を作る専門家を養成する学科です。専門家を育てる過程なので、やはり、
実習室は凄かったです。肩を作るための石膏を加工したり、焼いたりする機械や義手義足を調整
するための器具など様々な道具がひしめき合っていました。義肢装具士は機械を使った作業と
手作業の両方を合わせたものづくりを行うようです。
義肢装具士は患者さんと話をしながら患者さんの体に合わせて装具を作っていきます。そのため、
医学や人体力学なども学んでいく必要もあります。3年の養成課程ですが3年間で国家試験に
合格する必要があるので座学もしっかりと行う必要があるそうです。それから、技術の進歩
が著しいので就職してからも勉強が求められます。パラリンピックで使われる競技用の装具だけ
でなく、シリコンを使った本物の手足のような質感、見た目の装具もあり、お金を積めば毛も
つけることができるそうです。さらに課金すれば、関節にロボットを入れたりもできるようです。
とても大変な学科ですが、夢があり、やり甲斐があるのは間違いないですね。しかも、全国に
養成校が10校ほど(2校減る予定)しかなく、九州にはこちらの学校のみとのことでした。
他の人とは違うことがやってみたいという人は是非、挑戦してみるといいですね。
最後に、義肢装具士についての漫画(写真・左)をいただいてきたので、興味が湧いた人は
是非、読んでみてください。職員室に置いています。
個別説明会を快く開いてくださった熊本リハビリテーション学院の方々には感謝です。
ありがとうございました!