今日は登校日でした。本日の企画として、ささえりあ白川から講師の宮原さんと花田さん
をお招きして認知症サポーター講座を行いました。
今回の講座で認定資格がいただけるということで、かなりの数の生徒が参加してくれました。
認知症について講義の後、道端で困っている認知症の方にどのように声をかけ方のシミュレーションを
行いました。清田先生が認知症のおじいさんになりきり、ささえりあの職員さんが悪い見本と良い見本
を見せた上で生徒たちも体験を行いました。生徒が体験の際は清田先生が妙なやる気を出して認知症の
度合いを上げ、対応のハードルを上げてきました。生徒は少し困り気味でしたがささえりあの職員さん
が「これはこれで、周りの方に助けを求めやすい状況になっているので素晴らしいです」と言って
くださり助かりました。
その後、質疑応答では「道端で倒れているわけでもないので、認知症の方を見ても見ぬふりをして
しまいそうなこと」、「実際には認知症の方を助ける機会よりも、認知症の方とのトラブルに遭遇
することの方が多く、トラブルに遭った場合はどこに相談すべきなのか」といった質問がありました。
なかなか良い質問ですね。
前者の質問に対しては素通りしてしまうのは悪ではなく、心配しても声をかけても認知症では
なかったということもあり得るので助けたいと思った時だけでも大丈夫とのことでした。
後者の質問に関しては、自力での解決は難しいので高齢者支援施設又は市役所に相談することが
望ましいということです。後者の状況に関しては、実際に経験したことがある生徒や職員もいたので
とても参考になりました。
資格もいただけて、充実した一時間でした。ささえりあ白川の宮原さんと花田さんには本当に感謝
です。ありがとうございました!