本日の様子です。
写真左の2枚は化学基礎で行ったアルミ箔と木炭を使って電池を作りました。アルミホイルを塩水につけてアルミホイルが塩水に溶ける時にーの電子を出すので、それを電池のテスターで測定するという実験を行いました。実は前回の紫キャベツの実験と今回の実験は同じ酸化還元反応で説明がつく実験です。詳しく書くと働き方改革に反旗を翻すことになるので省略。とりあえず、実験は結論からいいますと、失敗でした。しかし、ここで終わらないのが志成館!
失敗なら失敗でみんなで考えるのが勉強です。「木炭の焼き方が足りなかった」「塩水の濃度が低かった」「アルミホイルに謎のコーティングがされていた」「テスターの目盛りの桁(0.1A)からがそもそも大き過ぎた(電流が弱すぎた)」「ティッシュから何か怪しい物質が流れ出た」などの意見が出ました。
正直、どれが正解なのかは正確にはわかりませんが、おそらく「テスターの目盛りの桁が大き過ぎ」が答えなのではないかと思います。電圧は1Vもなさそうですし…。おそらく、豆電球をテスター代わりに使うと結果も変わったことでしょう。
その後、「なぜ人間の体には電流が流れないのか」という質問がでました。良い質問です。正確には人間の体には電流は流れないではなく、金属よりは流れくにくい、です。それを説明した後で、柴田先生は「伝導性や導体と不導体」のお話をしました。これも科学と人間生活、化学や物理でも習います。生徒たちはこれで再確認できたようです。そんなことは知っているよ、という生徒も今回の理論的には実正しいのに実験失敗してしまったことから、実験を検証すること、その結果を分析することの大切を学ぶことができました。
ちなみに、写真右上は英検一次試験合格通知を渡しているようです。おめでとうございます。この通知は二次試験の受験票でもあるので、英検を受験した人は早急に受け取りに来るようにお願いします。