【令和6年6月18日(火) 久しぶりに清田先生の記事】

 清田です。
 6月18日(火)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
 4F大学受験科教室の前に「全国高校生読者体験記コンクール」のポスターが掲示されているのは、ご存知ですか?そのポスターが志成館に届いたときに感じたことを書きました。
 応募締め切りは、9月30日(月)まで。夏休みを利用して書いて、応募してみませんか?詳しくは、私、清田か、大学受験科の木本先生まで!
 

文面は、次の通りです。

不登校の時間 大切さ感じて
清田一弘(62歳/高校教員/熊本市)
 勤務する通信制高校に届いた「全国高校生読書体験記コンクール」のポスターが目に入った。
 このコンクールは、多くの本との出会いの中から、特に心に残っている本、大切にしている本を取り上げ、どんな状況でどのように読んだか、どう影響を受けたか、といった体験をつづることを通して、読書が自らの人格形成にとってどれほど重要なものであるか気づいてもらうために企画されたそうだ。今年で44回目になるという。
 取り上げる本は、多様なジャンルから自由に選べる。応募資格は、定時制・通信制高校を含む高校生および高校に準ずる国内の学校に在籍する海外短期留学生、フリースクールなどの生徒とある。
 私は、通信制やフリースクールとあえて書かれていたことにうれしさを感じた。現在受け持っている生徒の中には不登校経験者が多い。家にいる時間を読書して過ごしていた生徒もいる。このコンクールの主催者は、そんな時間を認めてくれたんだと思ったからである。
 「読書体験記」を書いてみたいという生徒が現れた。不登校していた時間、読書を通して影響を受けたことをつづり、その時間の大切さを感じてほしい。