本日は終日、志成祭の準備を行いました。
午前中はテントとステージ、バザーのブースや観客席、そして、展示コーナーの設営を行いました。男子生徒たちは主にテントやステージを行い、バザーのブースや観客席の設営は男女協力しての作業でした。設営の技術は先輩から後輩へ受け継がれ、さらに改良されていくので毎年毎年設営にかかる時間が短縮されていくのが驚きです。そして、展示コーナーは女子生徒たちがメインで設営を行いました。展示コーナーが年々でテイストが違ってくるのは展示の作品自体が違うことにも一理ありますが、作品をどのように配置するのかでも見え方がまるっきり変わってきます。彼女らはしっかりと話し合い、工夫することで今年もこの世にまたとない素敵な展示コーナーを作ってくれました。ここで紹介したい気持ちは山々だけど、明日、その目で確かめてほしいです。
午後はステージ関連のリハーサル、ステージやバザーを含む学校全体の飾りつけや販売する商品の準備をなどを行いました。ステージ関係者の生徒たちは自分の番が回ってくるまでの合間を縫って飾りつけや商品の準備を手伝い、準備を行う生徒たちもステージ発表者の発表中は作業を止めて応援したり、見守ったりしてくれました。それから、志成館には様々な理由で朝からは準備に参加できない生徒、朝しか参加できない生徒、準備または当日は来れないけれど展示だけ参加してくれる生徒、何とか本番だけは来てくれる生徒などがたくさんいます。この日準備に携わった生徒たちはしっかりとそのことを理解し、その生徒たちのことを受け止めて、暖かい眼差しを送ってくれます。もちろん、文化祭はみんなで楽しく盛り上がるのも素敵ですが、私(甲斐)は生徒同士が互いの事情を理解または察して暖かい眼差し迎え入れてくれる姿が見れること、このことこそが志成祭の一番よいところだと考えています。
明日はいよいよ志成祭当日、その光景をしかとご覧あれ。志成館一同、明日は皆様のご来場を心よりお待ちしています!