【令和6年11月12日(火) 清田先生の記事】

清田です。
 11月1日(金)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
 10月12日(土)に行った「ひなたぼっこの会(保護者茶話会)」で、「子どもを“丸ごと受けとめる会話”とは‥」というテーマで参加者と一緒に学習会を行いました。その時の内容を書きました。

文面は、次の通りです。

子どもの話をまずは聞いて
清田一弘(62歳/高校教員/熊本市)
思春期の子どもと向き合うおとなたちの会「ひなたぼっこの会」が先日行われ、NPO法人日本精神療法学会理事長の松本文男さんが執筆された書物を基に、子どもとの普段の会話を振り返った。
子どもが今日あったことを話しているのに、親が知りたいことだけ聞いていないか?忙しい時に、視線を合わせずに適当な相づちを打って聞き流していないか?子どもが話している途中なのに、言葉の言い間違いを正したり、話をまとめようとしていないか?
話に気になるところがあると、お説教をはじめたりはしないか?
こうした会話では。親がどれだけ子どもの話を聞いたつもりになっていても、子どもは「自分の伝えたいことを受け止めてもらった」という感覚は得られない。参加された方々は皆「自分に当てはまる」と言っておられたし、私自身も教師として同じことを生徒に行っていたことに気づかされた。
まずは子どもの話をしっかり受け止め、それから親や教師としての素直な感情を伝える会話をしていきたい。