【令和6年11月26日(火) 清田先生の記事】

 清田です。
 11月26日(火)の熊日新聞『読者ひろば』に、私の投稿文が掲載されました。
 熊本市ひきこもり支援センター「りんく」から招かれた「ひきこもり支援者連携会議」に参加して感じたことも書きました。志成館では毎月の保護者茶話会を一般の方も参加できるようにと、思春期の子どもと向き合うおとなたちの会「ひなたぼっこの会」と合同で行っています。
 次回は、12月7日(土)10時30分から、志成館6F多目的室で行います。これを読まれた一般も方も、お気軽にお越しください!

 文面は、次の通りです。

ひきこもり支援に連携し支援を
清田一弘(62歳/高校教員/熊本市)
 熊本市ひきこもり支援センター「りんく」から「ひきこもり支援者連携会議」への参加案内が届いた。
 センターに相談される方の約7割が病気や障がいを有する印象の方だそうである。しかし、ひきこもりゆえに、ご本人が受診できず、サービス利用に至らないことで長期化するケースも多数あるとのこと。
 そこで、ひきこもりに関する普及関係機関と連携機関拡大を目的に、この会議が行われた。他の参加者は、医療機関、訪問看護ステーション、若者サポートステーションなどであった。私は、通信制高校の教員であり、不登校の親の会「ひなたぼっこの会」行っている立場で呼ばれたようであった。
 先日行った親の会では、小児特化の訪問看護ステーションからの情報提供を行った。「まずは、家族支援から」という話があり、会に参加されていた方からも、本人が会わなくても家族の話だけでも聞いてもらえることに、安心の声が出ていた。
 昨今、複雑化する社会で、生きづらさを抱え、ひきこもりの方々が増えている。まずは、家族の話を聞いてもらえる、親の会や心療内科が増えることが望まれる。私自身も、相談された方を安心してつなげられる機関や医院との連携をさらに密にしていきたい。