こんにちは、八代校です。本日も先日の八代校でクリスマス会で生徒が持ってきてくれたシュトーレンの話をさせていただきたいと思います。
一応、シュトーレンの説明(長いから下の本題から読んでほしい…)をしておくと、これはドイツ発祥のケーキです。バターをたっぷりの生地に、洋酒ドバドバ漬けのドライフルーツやナッツがこれでもかと練りこまれています(お店にもよるし、日本のものはきっと控えめ)。クリスマスを待つ冬のケーキだけに表面は粉砂糖で雪化粧がしてあります。クリスマスを待つ一ヶ月間に薄切りにして、ちびちび食べるらしいです。まるで、アドベント・カレンダー!洋酒のおかげで日持ちが抜群によく日が経つにつれて味が馴染み、味が深まっていくのが特徴です。ちなみに、私(甲斐)は校長先生の娘さんが経営するパン屋さん「エクル(ecru)」のものを毎年、食べています。スパイスが絶妙でとてもおいしいです。もちろん、どのパンも超おいしいですし、私はパウンドケーキが一番のお気に入りです(現在、パウンドケーキは休止中、がっくし…。)
さあ、ここからが本番!八代校のお話です。
クリスマス会当日、会食の準備を行っている時にある生徒が手作りのシュトーレン(写真のもの)を持ってきてくれました。うわぁ、すごい!!うまそー!というか、結論から言うと本当に美味でした、はい!本来が洋酒がっつりと入っているのですが、お酒は20歳になってからです。このケーキを作ってくれた生徒は清い心の持ち主(いつも救われてます)なので、洋酒は一切なしで作ってくれました。
気になるお味は、最高でした!って、さっき言いましたね。詳細を言うと、洋酒を使ってない分、水分量が少なくフロランタンに近い味わいでした。(本物はケーキなんだか、パンなんだかわからん食感です。)これがもうね、私の好みど真ん中でしたよ。しかも、ナッツやフルーツがバンバン入っていて、酒以外の中身が入っているので本来の香りがプラスされているんです。美しい調和でした。さらに、私は基本、持病のためにお酒を飲めません(気づいたのは30過ぎてからですが…)。なので、シュトーレンは一枚食べるだけで腕が痛みと痺れがきます。その点、その生徒が作ったものはいくらでも食べることができます。夢のような話ではありませんか!さすがに、他の生徒の分があるので、その日は一枚だけにしておきました。
しかーし、私はこの幸せを志成館のみんなにもこのブログを読まれている方々にも届けたいです。そこで、私はその生徒に一つお願いをしました。それは「このシュトーレンを来年の志成祭で売ったください!」と。千と千尋の神隠しのちひろさんのような声色でお願いしてみました。確約ではないですが、前向きに考えてくれるそうなのでした、ルンルン!
そんなこんなで八代校のみなさんはピザにクイズの賞品に加えて、特製シュトーレンで何重にもおいしい思いができたわけです、うらやましー!私はチーズが苦手なので軽食に手を付けてないし、職員なので賞品には一切、手を付けていない、というか先生賞を出す側でしたので「お前ばっかりズルいぞ、このおっさん!」とか思わないでくださいね。私はみんなの味方ですよ!まあ、何にせよ、特製シュトーレンを作ってくれた生徒には本当に感謝です!ありがとう!!おじさん、授業やイベントで張り切っちゃうからね!
志成館は八代校もすごいんです。これからも八代校のすんごいところを紹介していきますので、お楽しみに!