熊本市呉服町の精神科・心療内科池上第二クリニックさんが主催されている
「第４回患者さんとご家族の為のシンポジウム」に講師としてお招きいただき、
『さまざまな生徒の関わり方』というタイトルで講演させていただきました。

教育機関の立場から、思春期の生徒のさまざまな不安をできるだけ減らして、
どうやって前に進むお手伝いができるのかをお話ししました。

また、シンポジウムでは当事者の方々とご家族や、医療機関その他の方々など、
様々な方たちがグループに分かれて、率直な意見を出し合うグループワークなどがあり、
それぞれの立場から、それぞれの視点で意見を出すことによって、
普段はなかなか気づくことが出来ないことにも気づかされました。

私達教師が今回のように、医療関係者の方々と話を持つ機会は、なかなかありません。
しかしながら、生徒の対応にあたり医療分野の知識も必要とされているのが現状です。
これから学校としてもいろんな方々と意見交換をしながら、
より社会で求められる教育を行っていきたいと思います。

中熊和典