平成26年11月29日(土)、熊本県八代市のホテル『大黒屋』にて行われた、
「“定時制・通信制の灯を消すな! 熊本県民集会」に
志成館の職員2名も参加しました。
熊本県内の定時制・通信制高校の卒業生/在校生/保護者、教職員、
さらに来賓の方々など、合わせて60名ほどの参加がありました。
パネリスト(卒業生・在校生・保護者)の方々からの意見や、
客席からもいろいろな意見が飛び交いました。
●学校を選んだ理由(知人がいない場所を求めた)
●学校の先生への意見(全日制の先生の中には定時制を理解しない人もいる)
●学校の先生は「進路指導」ではなく、「進学先指導」をやっていないか??
●もし、日本に”定時制”や“通信制”の高校が無かったら、高校を卒業していたか??
●全日制と定時制を併設している学校を卒業しても、履歴書に”定時制”を書けない。
仕事と学業を両立して努力していることをわかってほしい。
また、定時制高校の在校生の発言として
「学校に”行く”(到着する)までは大変だが、学校の中では楽しい」
という発言は、私(ヤマグチ)が個人的に考えることがいろいろありました。
この「“定時制・通信制の灯を消すな!」をテーマに掲げた
県民集会を毎年開催できるために、私たちはどんな動きができるでしょうか。
実際のところ、この県民集会は30年以上前から行われていますが、
参加者が年々減少している事が実情のようです。
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ところで、、、
今回は主に熊本県内の「公立」定時制・通信制高校からの参加でしたが、
熊本県内には「私立」通信制高校が、志成館高等学院の他にもたくさんあります。
いろいろな学校があれば、自分に合う学校も必ずあります。
しかし、学校が消えるとは選択肢が消えることも意味しており、
定時制・通信制高校の必要性をもっと発信していかなければいけません。