今日の総合学習は『ようこそ先輩』と題して卒業生に授業をしてもらいました。
今日、講師をしたいただいたのは、
九州産業大学芸術学部写真映像学科の4年生の男子です。
まず実際に撮った写真をもとに
綺麗な写真の撮り方のコツについてレクチャーしていただきました。
写真を撮る際にカメラの位置を下げてみたり、
被写体を画面の中央に置かないことだったり、
今まで意識しなかったことを意識してみるだけで、
魅力的な写真になるので、不思議です。
人を撮る際にも、被写体の上のほうからとると、
明るいイメージが伝わります。
後半は味噌天神の公園に行って、
実際に写真を撮って、その写真を解説してもらいました。
「大学に行くなら、絶対好きなことをしたほうがいい。」
「写真が好きな自分は、写真をするために大学を選んでよかった。」
鉄道写真が好きだった彼は、大学進学の際に写真を学ぶことを選びました。
そのときは、周りから将来就職に付けるのか心配されたそうです。
その後、大学生活では好きな写真について存分に学びました。
写真を生かしたアルバイトして経験を積み、
卒業後は豪華寝台列車の中で写真を撮るサービスの会社に就職が決まりました。
好きなことを続けて、それがそのまま仕事になりました。
そのことが元担任にとっては、たまらなく嬉しいことでした。
一般的な就職に有利だろうという理由で進路を選ばず、
自分が本当に好きなことやろうと思って取り組んだからこそ、
いい縁に恵まれたのだろうと思います。
先輩の実体験から語られる言葉は、
在校生達にとっても貴重なものになったと思います。
高校時代に電車の写真を撮ってから、
学校に登校していた頃が、ついこの間のことようで懐かしく感じました。