この日のサークル活動はホラー映画上映会を行いました。今回のタイトルは「さとるくん」でした。
内容は公衆電話から自分の携帯電話に13回電話をかけるとお化けの「さとるくん」が出てきて…、というものでした。

　生徒の怖がる姿を見たい清田先生は部屋を真っ暗にして、クーラーで室温をガンガン下げて、万全の体制でホラー上映会に臨みました。

　しかし、そんな清田先生に誤算がありました。それは、上映した映画「さとるくん」自体が対して怖いものではなかったのです。
さらに悪いことには生徒たちは参加した生徒の多くが元々、ホラーが好きで完全にホラー耐性がついていたのです！

　そうとは知らず、上映会に参加した清田先生。結果は、清田先生がだけが怖がっているという滑稽な空間が生まれました。

　生徒は口々に、「映画は怖くなかったけど、清田先生が面白かった」と言っていました。生徒を怖がらせようという企みは無残に粉砕されましたが、生徒はきっちりと楽しませるという清田先生のエンターテイナーぶりには脱帽ものなサークル活動でした。
めでたし、めでたし。