一人の生徒が「なかなか眠れない」「睡眠の調整がうまくいかない」、「肩こりと頭痛がひどい」と、とても辛そうにしていたので、本人の了解を得てMRT(筋ゆる)※で肩まわりの筋肉を緩めてみました。最初腕を上げるのにも辛そうな顔をしていた生徒も簡単なケアでまっすぐ上がるようになりました。
「軽くなった!肩の重い感じがなくなった!」と表情も明るくなったのが印象的でした。
睡眠をうまく取れていない生徒の多くに、肩や首のハリやコリなどの症状がみられます。ストレスから筋肉が緊張しっぱなしだったり、筋肉の弾力性が失われて呼吸が浅くなってしまっている生徒もたくさんいます。そうなると眠りが浅くなるのも予想されます。身体や心にとって「頑張る」ことだけでなく、時には「ゆるめる」ことも必要ですね。
カラダの不調を訴える生徒達に対して教師として「病院に行ってみれば?」のアドバイス以外に、なにか具体的な手助けができないかと思い、さまざまなセラピーや身体や健康についての講習会にも参加してみるようになりました。おかげで色んな角度から生徒を見ることができるようになったのも生徒のおかげです。
これからもカラダが辛そうな生徒に対して、安心安全な方法でなにか少しでも楽にすることができればと思います。
※MRTとは、一般社団法人国際ウェルネス協会のMuscle Release Technique(筋肉をゆるめる技術)で、
MRTとは一つ一つの筋肉を開放しそれぞれの筋肉の柔軟性と弾力性を取り戻し、 3つの腔(口腔、胸腔、腹腔)を整える素材としての筋肉をより質の高い物に変えていく施術方法です。
(一般社団法人国際ウェルネス協会のHpより)
注意)MRTの施術には、講習会への参加が必要になります。