2月17日、味噌天神公民館で親子味噌作り体験を行いました。「逢桜の里」さんに講師を
お願いしての企画でした。
作り方の説明は紙芝居形式で楽しく行っていただきました。
材料は大豆、麦と米の麹、塩で、麹は近所の味噌醤油醸造元のものを使ったものでした。
まずは麦と米の麹と塩を混ぜ混ぜ。(麦と米を合わせることから合わせ味噌になります)
米麹の香りは少しチーズのような嗅ぎ慣れた香り、麦麹は日奈久味噌をいつも食べてる方
ならピンとくる香りでした。
次に、圧力鍋で耳たぶくらいの硬さまで煮た大豆を袋に入れて、押し潰していきます。この
潰し方で性格が出ちゃったりします。ここでしっかりと潰しておくと味噌汁で味噌を濾す時に
困らないそうです。
滑らかになった大豆に麹と塩を混ぜたものを投入後、しっかりと揉み込み、空気を抜いて
いきます。余分な空気は腐敗の原因になってしまうのです。この過程で、素手で揉む事で
手の常在菌(いい奴)が働き、おいしい自分だけの手前味噌ができます。清田先生を始め
とした志成館の職員らは常在菌対決と称して、一番おいしい味噌を作れる常在菌を持つ
ものを決めるために念入りに素手で揉み込みました。ちなみにできたものは5月の茶話会
の中で品評会ができれば、と考えております。
その後、Ziolocに入れ、空気を抜いて作業は完了です。ここから冷暗所に置いて三ヶ月
ほど経つと食べれるそうです。常在菌対決の件で保存場所次第で味が変わるそうで場所
はどこにしようかとここで頭を悩ませるのでした。
味噌を作りながら、楽しいお話ができました。作業をしながらの方が心の距離も縮まり、
会話も弾みます。生徒同士だけでなく、生徒と保護者の会話も楽しく行われました。
初めての企画でしたが、大成功な親子味噌作り体験でした。