今日のお昼は鴨南蛮風ソバを作りました。
鴨の代わりに鶏肉を使っているので、あくまで鴨南蛮風です。
最初にネギと鶏肉と筍を素焼きにするわけですが、この時点で
猛烈に食欲をそそられます。
その横でスープからかつおだし出汁の香り、素焼きにした具材を
一つずつスープに投入し、鍋から調和のとれた香りの蒸気がもくもく
と溢れ出ます。それから遅れて、そばを茹でる時の香り。
空腹時の香り攻めはなかなか耐え難いものでした。
辛抱に辛抱を重ねて、ようやく、全ての香りをを一つのどんぶりに
集結させる時がやってきました。
そばを盛り、スープを滝のように流し込みます。
鶏肉だし、かつおだし、そばの三重奏が5Fの小さな空間を
包み込みました。
ずっ・・・、ずずずっ!「嗚呼・・・。」
ありきたりな表現ですが、この擬音語と間投詞が一番伝わるのでは
ないかと思います。ご馳走様でした。
明日の献立は、蕾菜(つぼみな)のパスタの予定です。