今日の体育は雨天のためにテニスは中止になりました。
そのため、以前から要望があった護身術の講座を6Fで行いました。
まずは、護身とは身を守ることであり、危険な場所に行かない、近寄らない
ことが基本で、どうしても危険が伴う場所に行かなければならない時は相手を
刺激しない身なり、目をつけられない様な身なりと態度が大事と説きました。
その上で、護身術とは危険から逃げることであって、相手に危害を加えるもの
ではないことを説明しました。相手に危害を加えると反撃の恐れ、その場では
撃退したとしても復讐や闇討ちをされることを避けるためにも逃げることが
大事であることを説明しました。
それから、実技講座に入りました。
手や腕をつかまれた際の振りほどき方、後ろから抱きつかれた時の脱出方法、
正面からつかまれそうになったときの対処法などを紹介して、みんなで
ペアになって練習しました。練習すれば力や体格の差があっても、簡単に
脱出できるので生徒たちにはウケが良かったです。危害を加えるわけではない
ので女子生徒にもとっつきやすかったようでした。
こういった技術は使う機会がないのが一番なようですが、実はスポーツや武道
での体の上手な使い方に関わってくるので知っておいて損はないのです。
今夜は再び、ご家庭での護身術講座はいかがですか?